キセキ-夏の夜の夢-


それは、夏の夜の夢
 儚くも美しき...。

  君に捧ぐメロディーは、蒸し暑い空気伝い
  いつか、届け 鈴の音
  眠らず、ずっと、ずっと

   どうして僕ら この空の下で 出会ってしまったのでしょう
   泡沫のとき 籠は、はばめど 凛として廻りし、四季

 それは、夏の夜の夢
 儚くも美しき、キセキ
 強く響かせ、羽根を震わせ
 舞え、短し命

   どうして僕ら この星の下で 別れてしまったのでしょう
   泡沫のヒメ 触れられぬとも 凛として廻りし、死期

 それは、夏の夜の夢
 切なくも温かき、キセキ
 愛しき君に 恋した僕に
 舞え、名もなき光

 ...風に消ゆ灯火と。

-詩 仲邑渥様-




かけあい「夏星」のイメージで書かれた詩です。
あまりに素敵なので強奪してきちゃいました。



実は、メロディーもあったりして。